2023年12月 KEPPLE Monthly Report - 国内スタートアップの資金調達トレンド

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KEPPLE編集部


衛星企業の大型調達とIPO、宇宙ビジネスの拡大期

マンスリーレポートでは、前月の日本のスタートアップ動向を振り返る。未上場企業の大型調達を中心にピックアップする。また、上場企業では、成長著しい企業が多いものの、日経平均などに比べて取り上げられる機会が少ない東証グロース企業に着目する。

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・2023年12月の資金調達額上位10社の一覧
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前月の日本のスタートアップの資金調達総額は443億円(前年同月比62%増)、資金調達件数は164件(前年同月比25%増)だった。

資金調達金額推移
調達総額は、5か月ぶりに前年同月を上回った。2022年は、10月と11月に大型融資が続いた反動で12月は低迷しており、前年同月比のハードルが低かったと考えられる。2023年11月に続き、50億円以上の大型融資はなく、2023年11月からの増加分はアクセルスペースホールディングスの62.4億円の第三者割当増資によるところが大きい。

資金調達件数推移
調達件数は、1か月ぶりに前年同月を上回った。前年同月を上回る月と下回る月を交互に繰り返しており、月単位だけでなく、数か月の単位でトレンドを見る必要がありそうだ。12月は、最終週を含め調達件数が大きく減少した週がなく、1か月を通して資金調達活動が活発であった。

過去6か月の合計では、調達総額は3,539億円で前年同月比16%減、調達件数は929件で前年同月比4%減となった。1件あたりの調達額は4.3億円から3.8億円に低下しており、案件の小型化が進んでいる。12月のIPOでは、15件中8件が公募割れになるなど、レイター期の出口が依然として不透明な中では、シード・アーリー期の企業が引き続き選好され続けると考えられる。

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