大企業を凌ぐ規模に拡大、就労者数が示す国内スタートアップエコシステムの存在感
近年、政府によるスタートアップ支援施策の後押しもあり、事業会社やベンチャーキャピタル(以下、VC)によるスタートアップ投資金額が増加している。日本ベンチャーキャピタル協会(JVCA)によると、2022年度の国内スタートアップの資金調達額は8774億円となり、この10年間で10倍以上に成長を遂げた。さらに、岸田政権は2022年11月に策定した「スタートアップ育成5カ年計画」において、スタートアップへの投資額を2027年度までの5年間で10倍超に拡大するとの目標を打ち出した。スタートアップへの投資金額が増えれば、当然その雇用も増加するはずだが、これまで日本においては金額や件数に注目が集まり、就労者
KEPPLE編集部 ・